2006年11月01日
新建築住宅特集2006年11月号に『HORIZON HOUSE』が掲載
太平洋を望む傾斜地に建てられた水平線の家。
各室からは、伊豆半島から真鶴半島を見渡す恵まれた眺望、内部空間にいながらにして、
時間ごとに変化する海と空、波の音など自然を身近に感じながら過ごすことができる。
67畳のLDKは、海に開かれた18mの無柱の大開口と、可動式折戸の開閉によって
テラスと海がつながり、水平線と一体の空間をつくり上げている。
さらに、床に掘り込まれた2.4m×1.2mの人造大理石のバスタブを持つ11畳のバスルームは圧巻。
あたかも海につかっているかのような錯覚を起こさせてくれる。
大海原を目前にすれば、時の経つのも忘れてしまう、そんな建物である。
設計:小川晋一都市建築設計事務所