Repiano
傾斜のあるすり鉢状の敷地というのはあまり好まれませんが、初めてこの敷地を見たとき今回の計画にはむしろ適していると思いました。傾斜に添って配置された、住まいと店舗2つの建物が向かい合うことで生まれる中庭を眺めながら下っていくアプローチは、非日常を求めていらっしゃるお客様にとってはわくわくする行為だからです。10年後、新たに植樹された樹木が生長して中庭のデッキに木陰を創り出すころ、今以上に森の中に潜む隠れ家的なレストランとなることを願っています。(岸本和彦/acaa建築研究所)
所在地 | 伊東市 |
構 造 | 木造 |
規 模 | 2階 72㎡ |