鎌倉・F邸
敷地は北鎌倉の谷あい。凛とした日本家屋が林立する一角。道路より2.5mほど高い敷地。その高低差を活かし地下部分をRC、1、2階は木造としています。高さも最低限に 抑え、平屋の多い街並みになじむように配慮しています。設計に費やした時間は 一年半。クライアントとは建築の枠をはるかに超えた対話を繰り返し、最終的には端整な和の中に人間の中に存在するユニークさを融合した意匠とすることに。玄関を一歩入ってその広さと日本離れした雰囲気に驚くことになりますが、それから先にも突如として現れる隆起してできたようなアールの壁や、リビングから見るパノラミックな眺め、鎌倉岩を背にした斬新な黒い茶室など。はっと心を動かされる仕掛けが随所に張り巡らされています。
所在地 | 鎌倉市 |
構 造 | 木造 |
規 模 | 2階・地下1階 150㎡ |